初心者向け万年筆として名高い(?)、LAMY 社製の「Safari」を買ってみました。
地下鉄東梅田駅の近く(阪神百貨店のすぐ横)にある LAMY の公式ショップへ行ったんですが、運良く 20% オフのセール中。
万年筆の中ではかなり安いとはいえ、20% は大きい。
なかなかのおトク感です。
(ポスターに日付が書いてなかったので、いつから始まっていつ終わるのかは分かりません)
ボディの色は黒。
インクも黒に替えてもらいました(店頭に並んでいるのはすべて青のインクが入っているらしい)。
帰ってから早速試し書きをしようとしたところ、いくら書こうとしてもインクが出てきません。
「ペン先にインクが伝わってくるまで時間がかかるのかなー」なんて思ったんですが、買ってから 1 時間以上は経っていることを考えると、それもちょっとおかしい。
という感じで色々いじっていたら、何やら文字が書かれた輪っかがボディに挟まっていることに気付きました。
思いっきり「Remove」って書いてあるし……。
つまりはこれを外してボディを回し込めば良かったんですね。
一応検索してみたら、ズバリの情報がすぐ見付かりました。
»第1回 <LAMY Safari> 商品の特徴 - もっと気軽に万年筆
その後 10 〜 15 分ほど待つと、無事インクが出てくるように。
これって万年筆では常識なんですかね。
買うときの感じで僕が初心者だということは分かったはずだし、店員さんも教えてくれれば良かったのに……。
まぁ、とりあえず何事もなくて一安心ですが。
最後に、備忘も兼ねて書き方のコツを一つ。
試し書きをしていたら、横線が書けないことが何回かありました。
よくよく観察してみると、若干ペン先の背を右側へ向けてしまうクセがある様子。
そこで、逆にペン先の腹を右側へ向けるように意識すると、途切れることなくスムーズに書けるようになりました。
もちろん向け過ぎてもダメなので、なるべく水平に(ペン先の背が真上を向くように)するのがベストです。
「ペン先を立てすぎないように」ということは知っていましたが、万年筆を使いこなすためにはまだまだ細かいポイントがありそう。
考え方によっちゃ「不自由」で「不便」な文具ですけど、それだけに愛着が湧くということでしょうか。
僕が買ったのは一生ものではないかも知れませんが、しばらく付き合ってみようと思います。