日記

サターンパッドを USB 化して PS3 で使えるようにする方法[組み立て編]。

注文していた「サターンパッドUSB化基板ver6」が「第三科学研究所」から届きました。

サターンパッドUSB化基板ver6

意外とシンプルというか素っ気ないというか。
元のサターンパッドを開いたときと同じような印象。
でも何となくワクワク。

早速、組み立てていきましょう!

ボタンと方向キーを復元

6 ボタンと LR ボタン、方向キーについては元のパーツをそのまま使うので、それぞれ分解前の状態に戻していきます。
形やツメの位置などがパーツによって異なるので、間違った場所に入れようとしても入りません。

方向キーを戻すとき、忘れずにグリスを塗っておきましょう。
黒いパーツの白いパーツのどちらに塗れば良いのか分からなかったので、とりあえず両方に塗っておきました。

方向キーにグリスを塗った状態

後で分かることですが、これは完全に塗り過ぎですw。
あまりこういう作業をしたことがないので、量の目安が分からないんですよね……。
2 つのパーツをケースに組み込んで、いろんな方向へカチャカチャ動かしてみると、グリスがはみ出してきました。
(たぶん実際はこれの半分くらいでも良いんじゃないかと思います)
はみ出したグリスは、もちろんちゃんと拭き取っておきましょう。

サターンパッドの方向キーを組み込んだ状態

最後に、ゴムパーツも所定の位置にはめ込んで、元パーツの復元は完了です。

サターンパッドの各パーツの組み立てが完了した状態

ジャンパーピンの位置を変更

出荷時の「サターンパッドUSB化基板ver6」は、START ボタンが「連射機能設定/解除」に割り当てられているそうなので、これを PS3 のスタートボタンとして認識されるように変更します。

その方法は、基板の裏側右上にあるジャンパーピンが挿さっている位置を変更すること。
3 本あるピンのうち、出荷時は左側 2 本がジャンパーされた状態になっていますが、これを右側 2 本がジャンパーされた状態に変えてやります。

下の写真は、出荷時の状態。
(基板をハダカにして作業するのが怖かったので、プチプチは巻いたまま)

「サターンパッドUSB化基板ver6」のジャンパーピン(出荷時状態)

ジャンパーピンは、手前に引っ張るようにすれば抜けます。

「サターンパッドUSB化基板ver6」のジャンパーピンを抜いた状態

それから、抜いたジャンパーピンを右側 2 本のピンに挿せば OK。
(奥へ真っすぐ滑らせるように押せば入ります)

「サターンパッドUSB化基板ver6」のジャンパーピンを PS3 でスタートボタンとして認識されるよう変更した状態

これで START ボタンの設定が変更されました。

基板を設置して、ケースを閉じれば組み立て完了

ジャンパーピンの位置を変更した基板を、先に組み立てておいたパーツの上に設置します。

「サターンパッドUSB化基板ver6」を設置した状態

このとき、ケーブルの根元をケースにちゃんと固定しておきましょう。

「サターンパッドUSB化基板ver6」を設置した状態(ケーブルの根元のアップ)

あとは、裏蓋を閉じるだけ。
偏りやズレが出ないように、ネジは少しずつ順番に締めていきましょう。

サターンパッドの裏蓋を閉じた状態

これで「サターンパッド USB 化(PS3 対応)」の全工程、完了です。

USB 化したサターンパッド

動作確認がまだできない……

PS3 本体がまだ無いので、コントーローラーだけ完成しても動作確認できませんw。
すでに注文している「スターターパック」の発売日は 11/22。
なので、あと一週間もすれば届くはずなんですが……。

ああぁ、もどかしい!

その他

元の基板とケーブルは使わないんですが、なんとなく捨てるのも惜しい気がするんですよねぇ。
なので、「サターンパッドUSB化基板ver6」が入っていた袋とプチプチで保管してます。
(たぶん二度と使うことはないけど……)

サターンパッドの元の基板とケーブル

あと、方向キーの感触を良くするために使ったグリス。
思ったよりも量が残ってしまいました。
工作とか機械いじりなんて、ほとんどしないんだけどなぁ……。
何に使おう……。

余ったグリス

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