今朝起きたらなぜか、右手の親指と人差し指あたりが痺れて(感覚が鈍って)いて、握力も相当落ちている状態になっていました。
今こうして文章を書くのも、キーボードがかなり打ちにくいです。
感覚的には「寝てるときに腕が圧迫されて起きたら麻痺してる」というのと似てるんですが、あれは腕全体が痺れてすぐ治るのに対して、今回の痺れは部分的でしかも長時間(朝から今までほぼ変化なし)。
ここまで続くとちょっと怖いなぁ……。
ネットで調べて「橈骨神経麻痺」という病名を発見
一応ネットで調べてみたところ、どうも「橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)」というヤツっぽいです。
とりあえず「手 痺れ 握力」で検索すると、とあるページの病名リストの中に「橈骨神経麻痺」に関する記述を見つけました。
手の指に力が入らなくなって手首が垂れた状態になります。手の甲部分で親指と人さし指付近の感覚が無くなるのが顕著で、親指・人さし指の間の筋肉が萎縮してきます。
「筋肉が萎縮」ってのが気になりますが、症状はだいたい記述通り。
それから「橈骨神経麻痺」で再度検索してみると、以下のページを発見。
»橈骨神経麻痺(とうこつ)神経麻痺(下垂手)の治療 千駄木治療院 文京区 千駄木 整体 整骨 カイロプラクティック、鍼灸の治療院(文京区千駄木)
かなり詳細に症状が説明されていますが、ほぼ(というか完全と言っていいくらい)今の状態に当てはまっています。
症状の程度を調べる簡単なテストも載っていたので、早速やってみました。
まずは手を握ってみます。
上記ページで書かれているような「指が浮く」状態にはなっていません。
ただ、手首を逆の方向へ曲げてみると……、
これ以上は上がりません。
やってみて気付きましたが、こっち方向には全く力が入らないんですね。
テストの記述によれば「グーに握った状態で手首を水平よりも上に持ち上げることができる」なので「比較的軽症」みたいですが。
それから手を思いきり開いてみます。
はい、これで思いきりです。
自分でも驚きましたが、これが精一杯なんです。
指が充分に開いていないだけでなく、手の平も真っ直ぐにならずやや湾曲した状態。
別の角度で見てみると、その不自然さがよく分かります。
何かに掴みかかろうとしているようですね。
でも、本当にこれが全力なんです。
そして、指を無理に開こうとするとどうなるか。
こうなります。
力を入れれば入れるほど、手首が腹側(手の平側)へ曲がってきてしまうんです。
これはパーだけじゃなくグーのときも同様。
てっきり握る力が弱ってるのかと思いましたが、逆に開こうとする力が弱っているみたいです。
そういえば今キーボードを打っているのも、「打つ」こと自体より指を「持ち上げて」「思った位置へ移動」することがやりにくいような気がしますし。
ひとまず明日の朝に近所の整形外科にでも行ってみます。
はぁ……、仕事行けるかな……。
手指が麻痺して握力が落ちたら不便に感じること(抜粋)
いろいろあるんで思いついたことをざっくり列挙してみます。
- 箸でご飯やおかずが掴みにくい
- ペットボトルのフタを開けにくい
- 服を着たり脱いだりしにくい(特にベルトや靴の紐)
- 電車の改札でICカードを当てにくい(→カード入れを持つのもちょっとしんどいくらいの握力しかない)
- キーボードが打ちにくい
- 頭や体が掻きにくい
- 髪の毛をワサワサッとしにくい(→セットしたり洗ったり乾かしたりがやりにくい)
- 水道の蛇口の開け閉めがしにくい
- 洗い物がしにくい(というかほぼ出来ない。落とすのが怖くて)
- ペンを持ちにくい(=文字が書きにくい)
- ペン先を出すための頭の部分をノックしにくい(=カチカチできない)
- 手袋を着けにくい(※後述)
- ポケットにハンカチを入れにくい
- 手を使って何かしようとすると上腕がつりそうになる(→たぶん手に力が入らないせいで余計な力が腕の他の部分にかかってる)
などなど。
他にも挙げればキリがありませんが、日常生活にもかなりの支障を来しています。
特に驚いたのは、手袋を着けにくいということ。
仕事柄、作業用の手袋を着ける機会が多いんですが、痺れてる方の手に着けようとするとその左手の力に右手の指が負けてしまうんです。
手を開こうとする力が弱ってるためですね。
後から理屈で考えれば分からないことはないんですが、実際になってみると本当にびっくりしました。
理屈で反対の手に着けるときにやりにくいのは何となく想像がつきますが、まさかこんなところにまで影響が出るとは……。
「握る」ことも当然やりにくいんですが、それよりも「掴む」であったり「つまむ」という動作がつらいですね。
動きを細かいところまで制御し切れないというか。
いわゆる「マイクロスリップ」の修正能力が失われているような感じです。
普段は指だけで行っていると感じているのに、実は腕の筋肉も相当使われている動作のいかに多いことか。
ああぁ生活しにくい。
【おまけ】物を持つときの手および手首の形の例
こんな感じで手や腕が麻痺して握力が落ちたら、物を持つとき体はどうなるかという記録な写真。
↑同様に、上部をつまむようにして持ち上げる場合も、手首を伸ばそうとするのはかなりしんどい。
(というか、これ以上上がらない)