年末年始恒例の郵便局バイト(年賀状仕分け)に今年初めて応募してみたんですが、今日がその初日でした。
色んな意味での期待を込めて行ってきたんですが、正直あんまり手応えなし!
「けっこう重い物を持つことも多い」と事前説明で聞いていたりもしたので、ガッツリ「働いた!」という感じになるのかと思っていたんですが。
「こんなもんでいいの?」という、やや肩透かしを食らったような気分。
今日の担当は「打鍵」でした。
スキャンしたハガキの画像を見ながら、そこに書かれてある郵便番号や住所(の丁目や番地や部屋番号などの数字)をただひたすら入力しまくるという、超単純作業です。
どのようにスキャンされた画像で、ここで入力したデータがどう使われるのか、といった説明は一切ありません。
話を総合して推測するに、このデータは効率化のためや参考程度のもので、最終的には配達する人の目で判断されるんでしょうけどね。
たくさんのスキャンされたハガキ画像を見て驚いたのは、住所の書き方が人によって本当にバラバラだということ。
手書きだったりプリントだったり、アラビア数字だったり漢数字だったり(あるいはその混在)、「丁目」や「番地」もちゃんと書いてたりハイフンで繋ぐだけだったり。
その他もろもろ、「何でこんな伝わりづらい書き方をするんだ!」と思うようなものもたくさんありました。
「達筆すぎて読めない」というベタなものも当然ありますが、文字が小さすぎて読めなかったり、中途半端なところで改行されてたり。
あと、なぜか漢数字の「二」を小さく(短く)書いている人も多いんですよね。
線が短すぎて、よく見ないとハイフンや中点と区別が付かないことが何回もありました。
やっぱり住所は「大きく、はっきり、丁寧に、分かりやすく」書かないとダメですね。
最終的に受け取る人の印象も左右しますし、配達自体にも影響を与える(場合もある)ということが、体験してみてよく分かりました。
勤務時間は 4 時間で、そのうち 15 分間の休憩。
確かにこれを 8 時間ぶっ通しでやれと言われても集中力が続かないと思うので、4 時間くらいがちょうどいいのかも。
大きな機械でハガキを仕分ける「供給」という作業も途中で少し教わりましたが、今日はほんの触り程度。
でもまぁハガキを機械に投入して、仕分けられたハガキの束をカゴに移し替えるだけなので、たぶんあれくらいの説明でも大体は問題なくできそう。
それにしても「カゴに移すときは向きを揃えて」とか「違うカゴに入れないように」とか「この紙と一緒に輪ゴムで留めて」とか、割と人の手が介在する工程が多い(=ヒューマンエラーが発生しやすい)んですね。
もちろん二重三重のチェック機能は施してあるんでしょうけど、ここまでアナログで時代を感じるものが残っているのはちょっと意外。
機械を新しくするだけでも莫大な費用がかかりそうですから、「結局は人の手でやった方が早いし確実」ってことなのかも知れませんけど。
これから年末年始にかけて数日出勤しますが、もうちょっと手応えを感じたいですなぁ。
「ただただ眠い」ということにならないことを祈ります。