2013/3/24
オヤジ, 内田樹, 教育, 木村正雄
タイトルからは「正しいオヤジになるには……すればいい」ということが書かれていることを期待しますが、実際は「正しいオヤジって何でしょうね?」「最近オヤジって存在感ないなぁ」というスタンスです。
対談形式ということもあってか、フワフワ〜っと話が進んでいく感じ。
決して内容が薄いということはないんですけどね。
肩肘張らず気軽に読めるという意味です。
「オヤジ」というと特定の性別・年齢を指す言葉ですが、この本はそれより「(全年齢を通した)人間としての成熟」に重きが置かれている印象。
学校教育や政治などについてもかなり深く言及されています。
難しい言葉もまったく出てこないので、サクサク読み進めていけます。
文字も大きめだし。
速い人だと 2 時間くらいで読んでしまうんじゃないでしょうか。