感想とか
映画『ツレがうつになりまして』の感想。
評価:★★☆☆☆
NHKBS(録画)で鑑賞。
なんか思ってたのと違う。
原作マンガとはだいぶ隔たりがあるし、鬱病の実情を反映してるとはとても言えない。
映画だから仕方ないとはいえ、いろいろ変えすぎたんじゃなかろうか。
特に、自殺未遂をその場で発見して止めるってのはなぁ……(原作ではツレの日記を後で読んだときに知ったことになってる)。
あんな自発的に次々と弱音を吐けるってのもなんか不自然。
本屋の次男坊のエピソードも必要性を感じないし、最後の CG はむしろ引いた。
セリフも演出も冗長というか説明くさいというか親切すぎるというか、妙な青臭さがある。
お行儀がよすぎるというか。
「良い話」にしようとしてるんだろうけど、まったく逆効果。
コメディならコメディとして振り切れば良かったのに(各方面への配慮なんだろうか)。
当事者の端くれとして一応期待してただけに、この出来は非常に残念。
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