Tumblr で偶然見かけた過去(2010 年)のツイートが、外向型と内向型の特徴を的確に突いていたと思ったので引用。
しゃべるのがあんま得意ではない人って、独自の思考回路を進化させまくっている人が多い。自分の思考に最適化された構造をしているから、物を憶えるのが凄い得意だったり、一人の作業が凄く早かったり質が高かったりする。つまり「自分語」で脳が動いてるので、それを公用語に翻訳するのに時間がかかる
— F太 (@fta7) 2010, 12月 18
独自の思考回路を進化させてきた人にとって重要なのは「コミュニケーション能力」というよりも、その回路の独自性を更に磨き上げていきながら、そこから生産されるものをどう「言葉」に変換するか、あるいは言葉以外の何かに変換するか、ってところなんだとおもう。つまりプロトコルをどうするか。
— F太 (@fta7) 2010, 12月 18
「自分の頭に浮かんでる絵や概念を見て話す」ことが多い人と、「思いついたことを脊髄反射で口に出す」ことが多い人がいる。前者は、常に自分の「言っていること」と「言いたいこと」のズレに違和感を感じながら話す。後者は別にそういう比較をしていないからそういう違和感はあんまり無い。
— F太 (@fta7) 2010, 12月 18
「しゃべるのがあんま得意ではない人」がつまりは「内向型」の人ですね。
「「自分語」で脳が動いてる」とか、「重要なのは(中略)どう「言葉」に変換するか、あるいは言葉以外の何かに変換するか」とか、「常に自分の「言っていること」と「言いたいこと」のズレに違和感を感じながら話す」とか、もうそのまま僕です。
(僕が歌詞やデザインに興味を持つようになったのも、たぶんそういうところから)
「自分が今感じたり思ったりしてることを正確に表す言葉や表現はいったいどんなのか」ということを考えているうちに、あっさりタイミングを逃してしまうんですよねぇ。
脊髄反射で話す人って確かにたくさん居て、その人たちにはどうやってもスピードでは敵いません。
頭の中の処理はどうなってるんだろう。
たぶん永遠に分かり合えないんだろうなぁ……。