評価:★★☆☆☆
テレビ放送(録画)で鑑賞。
原作が原作だけに、後味はかなり悪い。
映像も音楽もいろいろやろうとはしてるけど、どうも逆効果のような気がする。
顔のドアップやカメラ目線がやけに多いのはどういう意図なんだろう。
時間が細切れになるし、「編集」をより強く意識させられるだけだった。
詰め込めるだけ詰め込んでるという感じで、余白がまったくない。
そもそもこの作品を映画化すること自体に無理があるのかも知れないけど。
セリフ回しは詩的で古めかしいのは原作に忠実ってことなんだろうけど、正直「面倒くせぇなぁ」としか思わない。
違和感ありまくり。
使われている言葉がシェイクスピア作品における大きな魅力の一つとはいえ、だったらなぜ時代設定を現代にアレンジしちゃったんだろうか。
ロミオ(レオナルド・ディカプリオ)の吹き替えの声があまり合ってなくて、それもちょっとストレス。