考えてること・考えたこと

【雑記】症状と甘えと罪悪感について。

精神的な病気やら傷害やらを抱えてる人の何が厄介って、実は自分自身がその症状に対して確信が持てないことだったりする。

風邪なら熱が出たり咳が出たりする。
骨折ならレントゲンで写る。
ウィルス性の何かならそれ用の検査で調べられる。

でも精神的なものになるとだいたいが主観でしかないので、外からはどうやったって確かめようがない。
加えて、症状自体が時と共に移ろっていく。
すると、「あれ? ひょっとして勘違いだったのかな?」なんてことになる。
どんなにひどい症状だったとしても(一日中起き上がれない、何もしない・食べない、自死を考える・試みる など)、「あれは単なる甘えだったのかも知れない」なんてことを考えてしまったりする。

そうなると、もうしんどい。
とてもしんどい。
自信を失くすなんてもんじゃない。
罪悪感の塊になる。
ごめんなさい。ごめんなさい。
仕事ができないのも人と会うことができないのも何もかも自分の甘えのせいなんです。
ごめんなさい。ごめんなさい。

そんなときに周りから「それは甘えじゃないよ」とか「甘えでもいいじゃん!」とか、肯定というか承認というか、こびりついた罪悪感を剥がしてくれる言葉を掛けてもらえたら随分と楽になるんだけども、外界との接点を自分で断ってしまってることが往々にしてあるので、それもなかなか難しいのが現実だったりもする。

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