すっごい前の話を書きます。
4/27(金)〜 29(日)の 3 日間、「アート京都2012(ART KYOTO 2012)」というイベントが開催されていました。
会場は、国立京都国際会館のアネックスホールとホテルモントレ京都の 2 つ。
メイン会場となる国立京都国際会館は「百戦錬磨の強者揃い」といった作品が多く、サブ会場となるホテルモントレ京都には「新進気鋭の血気盛んな若手・新人作家」といった風情でした。
で、僕はその最終日となる 4/29(日)に行ってきて、いろいろ感じたこともあるので何だかんだ書こうとしてたんですが、いつまで経ってもまとまる気配がないので、とりあえず「行ってきたよ」という報告だけでもしとこうと思います。
テキトーですいませんw。
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イベントの目的・ターゲット
ただ、強調して書き残しておきたいことがあります。
それは、「このイベントはギャラリストのためのものであって、僕らのような一般人はそもそもターゲットには含まれていない」ということ。
別な言い方をすれば、「一般人も参加できる、ギャラリストのためのイベント」ということですね。
メイン会場(国立京都国際会館)でもサブ会場(ホテルモントレ京都)でも、出展ブースはギャラリー名義でした。
決して作家や作品が軸ではないんです。
Web サイトもそういう作りになっていて、「不親切だなぁ」と一般人な僕は思っていたんですが、会場に行ってみて分かりました。
このイベントにおいては、あくまでギャラリストたちが作家を発掘したり作品を売買したりすることが主な目的で、作品を「鑑賞する」ことはあまり重要ではないんです。
それが悪いこととは思いません。
むしろ、とても大切なことだと思います。
ビジネスとして成立しなければ、作家もギャラリーも活動を続けていけないんですから。
これだけ大規模に、そういう場が用意されるというのは、非常に素晴らしいことだと思います。
ただ、それならそうと、サイトにも書いておいて欲しかったなぁ、と個人的には思いますけどね……。
まぁ、単なる「一般鑑賞者」としても充分に楽しめたので良かったんですが。
何となく韓国のギャラリーが多かったような気がするんですけど、気のせいでしょうかね。
しかも、そちらの作品の方が和風というか「いかにも日本」な作品が多かったような印象がありました。
やっぱり、それぞれ自国だけでは、ビジネスとして拡大していくのも限界があるということなんでしょうか。
難しいところですねー(←他人事)。
7 月には「ART OSAKA 2012」も開催されます。
こちらの開催概要を見ると、何となく「ギャラリストがメインですよー」というのが読み取れますね。
「アート京都2012」もこれくらい書いといてくれたらなぁ……。
気になった作家一覧
バタバタと慌ただしく見て回った中で、ピンときた作家さんをまとめてご紹介(というか自分用メモ)。
可能な限り検索をして、作家の公式サイトが見付かった場合はそのトップページへ、見付からなかった場合はギャラリーの作家紹介ページなどへリンクを張っています。
※フレームを使っているギャラリーのサイトも多く、作家のページへ直接リンクを張れていない場合もあります(一応簡単にアクセス方法も追記してます)。
今回これだけ検索したりリンクを追っていったりして分かりましたけど、自分のサイトを持ってない人が多すぎ!
作家の名前で検索してるのに、その作家の情報に辿り着けないなんて、有り得ないでしょう。ってか勿体なさ過ぎ!
せめて自分用のドメインを取って、1 ページだけでも良いからサイトを作るべきです。
せっかく興味を持ってくれた人が居ても、それを受け止める場を用意してなかったら離れていっちゃいますからね。
Twitter や Facebook のページも出てこない人が多かったので、そういうところにも気を配って、積極的に情報発信していって欲しいなぁ、と思います。
- 鈴木まさこ(Masako Suzuki)
- 大和田良(Ryo Owada)(僕が見たのは「Wine Collection」)
- 井浦千砂(Chisa Iura)
- 大島尚子(Naoko Oshima)
- 壱岐紀仁(Norihito Iki)
- WABISABI(ワビサビ)
- 中西祐喜(Yuki Nakanishi)(「EXHIBITION」などから作家ページへリンク)
- 佐藤香菜(Kana Sato)(ギャラリーのサイトから辿った方が情報新しいかも)
- 藤沢レオ(Leo Fujisawa)
- アヌ・トゥオミネン(Anu Tuominen)
- ハンス・イヌメ(Hans Innemee)(作品についてはギャラリーのページの方が多数掲載)
- 吉原航平(Kohei Yoshihara)(プロフィールはギャラリーのページの方が詳しい)
- 井桁裕子(Hiroko Igeta)
- 原游(Yu Hara)
- 冨田伊織(Iori Tomita)(「新世界『透明標本』」という作品のサイトが、作家としても公式なサイトらしい)
- 窪愛美(Manami Kubo)(公式サイトらしきものが見付からなかったので、過去の展覧会のページへリンクしときます)
- 樋勝朋巳(Tomomi Hikatsu)
- 椿紫(Yukari Tsubaki)
- 増田光(Hikari Masuda)
- coppers早川(coppers Hayakawa)
あと、友人が参加している共同アトリエ(ユニット?)「Atelier tatta」の中から出展している人も居たので、併せてご紹介。
»中田桃子(Momoko Nakata)
幸多からんことを!