大阪市長選挙の投票に行ってきました。
行きましたよ。
行きましたけども。
投票に行くかどうかで迷ったのは今回が初めてです。
はっきり言って、選挙としての体をなしていませんからね。
投票するということはその選挙が成立していることを認める意思表示にもなるので、「成立してませんよ。おかしいですよ」という意思表示のために棄権しようかと考えた訳です。
でもねぇ……。
結局投票することを選びました。
投票所に着く直前まで迷ってたんですけど。
決め手らしい決め手はないんですけど、「一応正当な手続きを経て行われる選挙なんだから、参加しないとな」という、ただそれだけです。
投票率はかなり低くなるでしょうね。
二割を切るんじゃないかっていう一部報道もあるくらいですし。
投票率が二割だとしたら、得票率が過半数でも有権者の一割強しか支持してないことになりますからね。
それで「民意を得た」って言われてしまってもなぁ……。
維新以外の党はそこを当然言ってくるでしょうし。
今回の選挙は結果よりむしろ明日以降の動きの方が重要になってきそうですね。
要注目。
［追記］
正確な投票率が出ました。
23.59% で、過去最低らしいです。
大阪市選挙管理委員会によりますと、今回の大阪市長選挙の投票率は２３．５９％で、平成７年１２月の選挙の２８．４５％を４．８６ポイント下回って過去最低となりました。
得票率は約 87.5% と圧倒的ですが、得票数自体を見ると初当選時の前回（2011 年：750,813 票）のおよそ半分。
大阪市長選挙の開票結果です。
▽橋下徹（維新・前）当選、３７万７４７２票。
▽藤島利久（無所属・新）、２万４００４票。
▽マック赤坂（諸派・新）、１万８６１８票。
▽二野宮茂雄（無所属・新）、１万１２７３票。
まぁ、ある意味予想通りの結果ではあるんですが。
橋下さん、どうするつもりなんでしょうね。
これで「民意を得た」とか言って強硬に進めれば各方面から反発は必至ですし、それを力づくで抑えつけたらそれこそ今回の選挙の大義名分が失われる訳で。
今後の動きをよく見とかないとなぁ。