2012/5/2
冤罪, 検察, 犯罪, 痴漢, 裁判, 警察
Twitter でこういう記事が回ってきました。
»痴漢とされた男性に無罪 防犯カメラの映像分析で「不可能」証明 ― スポニチ Sponichi Annex 社会
判決理由で白石裁判官は、コンビニに設置された防犯カメラの映像について説明。カメラはコンビニ前の歩道を写しており、最初に男性が同店前を横切り、その後、自転車の女性が同じ方向に進むのが写っていた。女性が映像から消えた1秒足らずの後に再び戻ってきた男性が写っていた。
女性が体を触られたとする場所はそこから約6メートルあり、白石裁判官は「1秒足らずでその距離を移動するのは不可能。女性の供述は客観的事実と食い違っている」と述べた。
防犯カメラの映像が決め手になったってことは、逆にいうと、この映像がなかったら有罪になっていた可能性が高いということ。
つまり「無罪になれてラッキー」なんですよね。残念ながら。
普通に考えて「自転車で通行中の女性の体を(歩行中の男性が)触った」っていう状況自体が不自然だと思うんですけど、それは裁判中にどう争われて、どう判断されたんでしょうか……。