評価:★★★★☆
テレビ放送(録画)で鑑賞。
「こういう話だったのか」というのが率直な感想。
サバイバル的なイメージが強かったけど、どちらかと言うと人間の「心の交流」とか「葛藤」みたいなものが軸になってる印象。
ドラマとしてしっかり描かれているし、宗教や人種差別についてもちゃんと問題提起されている。
この作品のテーマって、たぶん普遍的で永遠に解決しない問題なんだろうなぁ。
フライデーを撃って奴隷を連れて行った白人たちも「正しいこと」をした訳だし。
満月の夜にやって来る部族にしても、悪者として描かれてはいるけど彼らにとってはあれが「正しいこと」な訳で。
相手のことを知ることで謙虚になって無用な争いをしなくて済む……と言うのは簡単なんだけども。
特に不満もないし★ 5 つでも良いような気はするけど、手放しで「素晴らしい!」という感じでもないので★ 4 つ。