今日の診察で僕は「現実的なことや仕事のことを考えようとすると、イヤな予感がする」と言った。
それ以外に表現方法が見付からなかったからそう言ったのだけど、後になって落ち着いて考えてみると少しだけ状況が見えてきたのでそれを記しておく。
良くも悪くも、今の僕の状態はかなり安定している。
去年の今頃とは比べ物にならないくらいの位置で。
だからこそ「次」のことを考えようとすると、胸がざわついて視界が暗くなって「イヤな予感がする」のだと思う。
「安定」が「不安定」になったとき、僕はそれに耐えられるのか。
順調に進んでいる(と感じている)ことまでうまくいかなくなってしまうのではないか。
そんな恐怖や不安が「イヤな予感」という言葉を構成している。
このままではいけない。
ちゃんとしなければならない。
と考えてしまっては、恐らく元の木阿弥になってしまう。
もちろんこのままで良い訳はないのだけど、「〜しなければならない」という考えを推進力として行動しても、悪い結果ばかり生むことになることを僕は体感してしまっている。
それを繰り返したくはない。
「コバヤシさんの判断を私は信頼している」と先生は言った。
僕はその言葉を信じようと思う。
きっと今は待つべき時なのだ。
動き出す時はいずれ必ずやってくる。
だから今は今で良いのだと、肯定することが大事なのだ。
今を、将来を、自分を、信じることが大事なのだ。