今日、とあるバイトの面接で話している最中に初めて知ったんですが、労働基準法で定められている「一週間あたり 40 時間」って、複数の仕事の合計でも超えちゃダメらしいですね。
これまでずっと疑うことなく、一つの仕事での話だと思ってたんですけど。
ということは、「一日あたり 8 時間」も合計で超えちゃいけないんでしょうか。
(正確には「超えちゃいけない」じゃなくて、「超えた分を残業代として雇用者が余計に払わないといけない(=だからそんな雇い方はしない)」ということみたいですが)
だったら、よく聞く苦労話の「朝から晩まで幾つもの仕事をして」というのは何なんでしょうか。
「本当はダメなんですけどね」という注釈が付くような話なのか、それとも何らかの抜け道があるということなのか。
「残業代は要らないから働かせてくれ!」と言えば働けるんでしょうか。
頭の悪い僕にはよく分かりません。
会社に勤めているときは、「40 時間」の枠なんて有って無いようなものでした。
それは単なる建前であり「労働者を保護してますよ」というポーズでしかないと思っていました。
今でもそう思っています。
ところが立場が会社勤め(=月給)ではなくバイト(=時間給)になると、「40 時間」は厳然とした分厚い壁として目の前に出現しました。
今の正直な気分を一言で表すと「何じゃこりゃ」です。
このご時世、この歳で、どんな仕事でもありつけるならそれだけでも有り難い。
それはそうかも知れません。
でも、なんか釈然としないんですよね……。
結局はしっかり稼げる一つの仕事に就くのが最良の道なんでしょうか。
考えれば考えるほど悲しく、暗澹たる気分になります。
「せっかくちょっとやる気になったのに思い通りにいかなくてヘソを曲げてる」だけなのかも知れませんが。